避難訓練(不審者対応)

2時間目の終わりから業間にかけて、不審者対応の避難訓練を行いました。不審者(に扮した警察官)が校内に押し入り、興奮した状態で子供に接見を試みようとしているという想定で行われました。1階の児童玄関付近で教員が不審者との問答を繰り返し、時間をかせぎます。その間に子供たちは各教室から体育館に避難しました。不審者が体育館に侵入しないようにシャッターと扉を閉め、人数確認を終えたところで避難訓練は終了です。不審者は間もなく駆けつけた警察官に取り押さえられました。

その後、警察の方から避難訓練や不審者に遭遇したときの基本行動「おはし」と「いかのおすし」についてのお話がありました。教職員には、不審者へは複数の教員で対応すること、通報の際は携帯電話を用いて不審者の様子を逐一伝えること等を教えていただきました。

スキー学習会

2月10日(月)5・6年生は糸魚川シーサイドバレースキー場でスキー学習会を行いました。時折吹雪のように雪が舞いしきる日和でしたが、インストラクターの先生方のお話をよく聞き、皆で協力し合って、けがもなく、楽しく学習を進めました。それぞれのレベルに合わせてスキーに親しむことができた一日でした。

「薬物乱用防止教室」(6年)

1月15日(水)、6年生向けの「薬物乱用防止教室」を行いました。今回、本校の学校薬剤師でもある阿部慎一先生(あんず薬局)に講師をお願いしました。

阿部先生は「身体の健康の3原則」と「心の健康五か条」の話からスタートし、薬を正しく使うことの大切さや、酒やたばこの過剰摂取による健康への影響、違法な薬物を勧められたときの断り方などを、スライド資料や実験等を交えて教えてくださいました。また最後に、「身の回りの大人と話ができること」「自分を大切にすること」の大切さを強調されました。

自分の心と体の健康について考えるよい機会となりました。

ふるさとキャリア教育出前授業

12月19日(木)、5・6年生向けの「ふるさとキャリア教育」の出前授業が行われました。今回、講師として地元の「共和土木株式会社」から専務取締役の飛島正洋さんが来てくださいました。冒頭には本校の卒業生としてのご自身のエピソードを話されました。続いて、会社の概要説明、そして地域貢献活動について紹介してくださいました。また、今年度本校の外壁塗装と屋上の改修工事に当たっていただいた担当者の方にもお話をしていただきました。感想・質問タイムでは児童からも教職員からもたくさん手が挙がりました。

地元の企業について知り、働くことについて考えるよい機会になりました。

がん教育出前授業(6年生)

12月11日(水)、6年生は保健の学習として「がん教育出前授業」を受けました。今回来校されたのは、富山県がん総合教育相談支援センターの尾川さんと、実際に自らのがんを克服された池田さんでした。

池田さんは、2011年から約10年間にわたる自らのがん治療の体験を子供たちに優しく真剣に語りかけてくださいました。がんと告知されショックを受けたが、それでも早期発見が完治につながったこと、相談できる家族がいることの幸せ、たくさんの人に支え助けてもらっていることへの感謝など、貴重な体験ができたと話してくださいました。また、日頃の健康管理や健康診断の大切さも強調されました。池田さんのお話から学んだことを、子供たちはたくさん紙にまとめていました。

がんについて知り命の大切さについて考える、貴重な時間となりました。

6年「つばき苑」訪問

6年生は総合的な学習の時間で、地域の方々との交流活動を行っています。その一環として、地元のデイサービスセンター「つばき苑」を訪問しました。初めに、介助が必要な方の入浴の仕方の説明を聞きました。最新式の設備のおかげで、安全に快適に入浴できることを学びました。

次に、リコーダーや鍵盤ハーモニカ等の演奏を披露しました。演奏後は大きな拍手をいただきました。また、様々なジャンルの〇✕クイズを出し、一人一人に〇✕の札をあげていただきました。

最後に、お年寄りの方々と一緒に「ふるさと」を歌いました。会場にいる全員の心がほっこりと温かくなった訪問となりました。

 

 

 

 

 

クラブ活動を楽しんでいます

本校では、4年生以上の子供たちが、「ボード&カードゲーム」「調理」「プログラミング」「球技」「卓球」「バドミントン」「アート・お花」の7つのクラブに分かれて活動しています。10月25日(金)は今年度3回目のクラブ活動の日でした。それぞれの活動場所では、子供たちの元気な歓声が響いたり、じっくり考える真剣な表情が見られたり、また、おいしそうな焼菓子の匂いが漂ったりもしていました。好きな活動を思い切り楽しむ楽しい時間です。

福祉体験教室(6年)

6年生は総合的な学習の時間に「共に生きる ~『福祉』の芽を育てよう~」のテーマで学習を続けています。10月8日(火)には「福祉体験教室」を行いました。特定非営利活動法人「工房あおの丘」の山下志吾さんと、黒部市社会福祉協議会の駒田さんと佐渡さんに講師としてきていただきました。

まず山下さんから、車椅子での日常生活について教えていただきました。山下さん自身の体験に基づくお話に子供たちは引き込まれていました。その後、実際に車椅子に乗って自分で移動したり、友達の車椅子を押して介助したりする体験をしました。また高齢者の疑似体験用の装具を身に付けて、校内を歩いたり新聞を読んだり字を書いたりする体験もしました。

障害をもつ方や高齢者の方への接し方について考えるよい学習の機会となりました。教えてくださった山下さん、駒田さん、佐渡さん、ありがとうございました。

ドライポイント版画に取り組みました(黒美出前授業)

10月3日(木)、6年生の図工の時間に黒部市美術館の出前授業第1回目が行われました。今回は黒部市美術館の尺戸学芸員にドライポイント版画について教わりながら、「自分の好きなもの」というテーマで製版に取り組みました。形の輪郭は太い線で、影や質感、模様は細い線で、というコツを押さえ、各自の下絵に沿ってニードルで彫り始めました。

2週間後の「刷り」の授業にも出前授業が行われます。どのような作品ができあがるか楽しみです。

夏休みに育てた「人権の花」を届けました

9月4日(水)に「人権の花運動」の終了式がありました。黒部市市民環境課と富山地方法務局魚津支局からの委託を受け、本校の4~6年生が夏休みの間に各家庭でベゴニアの鉢花を「人権の花」として育ててきました。終了式では、人権擁護委員の方から子供たちに向けて「人権の花を大きく育ててくれてありがとう。これからも思いやりの心を大切にしてください」とのお話がありました。そして、子供たちは感謝状と記念品をいただきました。

終了式の後、子供たちは学年別に担当の役員の皆さんと一緒に、村椿保育所、吉田科学館、村椿公民館、あいの風鉄道生地駅、そして「デイサービスつばき苑」へと向かいました。どの先でも温かく子供たちを迎え入れていただきました。無事に「人権の花」を届けることができてよかったです。

子供たちの心が豊かに育つ貴重な経験となりました。一連の活動でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。